« 2005年8月 | トップページ | 2005年10月 »

2005年9月28日 (水)

肋骨のやうな雲出て銀やんま

私は昔から秋が好きだ。秋の雲は変化に富んでいて、美しく、どこかに行きたい気分になる。秋の虫では、銀ヤンマが好きだ。蜻蛉の中でも、美しい。みつけると、「あ、ギンヤンマ!」と、年甲斐もなく叫んでしまう。好きな物は昔からあまり変わらない。音楽はドビュッシー、絵はユトリロ、文学は新古今時代かなぁ~。秋といえば、オフコースの「秋の気配」が好きな曲だ。オフコースはデュオの頃が良かった。あの頃には二度と戻れないだろうな。昔の恋人には会いたくないのと同じで、再結成などしてほしくはない。(しないだろうけど…。)でも、もう一度見てみたい、というのも人情だが…、いや、絶対、そんなことはあってはならない。あの頃は、あの頃のままに、だ。でも……。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月22日 (木)

毬栗や朝の厨に光りたり

大学芋をたくさん作ったので、ご近所にお裾分けした。すると、お返しに、バケツいっぱいの毬栗をいただいた。”海老で鯛を釣る”とはこのことだ。(今はエビも高級だけど…。)きのうは他からも、大分のおみやげといって、かぼすと梨をいただいたし、うちは秋の味覚でいっぱいだ。だけど、ご近所づきあいはなかなかに大変で、もらったら、お返しをしないといけないらしい。母などは、「何を返したらええやろ」と、いつもそれに頭を悩ませている。外で働いていた私は、あまりご近所とも接することはなかったし、今まで母にまかせっきりだった。今は家にいるので、母の苦労が少しはわかってきた。近所の人に会ったら、「先日はありがとうございました。」と言わないと母に怒られる。私は、何がありがとうなのか知らなくても、言っておけば間違いない。向こうから先に言われたら、「いいえ、こちらこそ」と言っておけば、間違いない。めんどくさいことも多い田舎暮らしだけど、ふるさとだし、気持ちが通いあえばうれしい。でも、これからも、やっぱり母に頼っていくことになるんだろう。どうぞヨロシク。m(_ _)m

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月18日 (日)

曼珠沙華日毎に増ゆる通学路

昨日は、行事にたくさん参加した。午前中は息子のはじめての保育園のミニ運動会で、息子は私にひっつきっぱなしで泣くので、大変だったが、午後から我が町の史跡祭の中の、句会に参加した。楽しかったので疲れがふっとんで、夜は、町の「音の祭」を聴きに行った。毎年、いろいろなアーティストを招いて開催しているが、今年のメインゲストは、あの米良美一さんだ。高松市との合併でこの祭も最後かもしれないからか、町も奮発したものだ。山の間から、十四日の月が上ってきて、野外ステージの雰囲気は最高だ。米良さんのあたたかく澄んだ歌声が辺りに響きわたる。ただ、息子は最初の国分寺太鼓の辺りまでは、元気で一緒にリズムを取って踊っていたのだが、米良さんあたりになると、眠くてたまらなくなったのか、奇声を発しようとするので、おんぶしたり、だっこしたりして、あやすのが大変だ。会場は広いので、後ろのベンチに腰掛けていたら、顔から落ちてしまうし、「ヨイトマケの唄」を聴きながら、うろうろしていた。アンコールの曲は、おんぶして帰りの道々聞いた。まあ、こんな小さい子を連れて、コンサートに来られただけでも、良しとしよう。でも、今日は、さすがに疲れが残った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月13日 (火)

木の実降る稲荷山ごとざざめきて

用事で京都に行ったので、帰りに伏見稲荷を詣でた。行こうと計画してではないので、どんなところか知らない。友達と二人で鳥居の続く石段を登り始めた。途中の茶店でひやしあめを飲みながら、この先はどのくらいかかりますかと聞くと、「ゆっくり行って二時間ほどですよ」という。ここに戻ってくるのですかと聞くと「道によっては帰るかもしれないし、帰らないかもしれませんよ」とよくわからないこと言う。せっかく来たのだから、行ってみようと決めて、歩き出した。そこから先は、結構急な石段が続く。時折、カップルや家族連れに出会う。分かれ道もあるので、案内板を見たり、人に聞きながら行くが、人に会わないところもあって、途中不安になる。すると、そこここにある怒ったような顔の狐の石像が、さらに怖く見えたりする。さっき道を教えてくれた人は、狐だったんじゃないかと思えてくる。低いパンプスを履いている足も痛くなってくる。山深くなって、風がざぁ~と吹いてくる。ひゃぁ~、狐、狐…。そんなこんなでふもとに出てきた。なんてことはなかったな。と思いながらも、やっぱりみんな狐だったような気もする。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月 6日 (火)

雨打つや角伸びてゐる飼はれ鹿

台風が近づいて、昨日から二日間雨が降り続いている。香川用水は高知の早明浦ダムの水にたよっているが、たしか一昨日は5パーセント以下の貯水量だったと思うのに、この雨で今日は70パーセントに回復、明日は100パーセントになりそうだと言う。あの長い長い水不足は何だったの?と思う。きょう、レストランの庭のスプリンクラー近くに、「この水は井戸水です」という立て札を見かけた。香川では、水げんかといって、田に引く水の取り合いで、近所の人とけんかしていた歴史があるので、今でも近所に気を遣っている。きょうは地面にたたきつける雨の音を聞きながら、水道の流水でジャバジャバお茶碗を洗った。ああ、いい気持ち。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月 3日 (土)

秋の空ながむることの多くなり

9月より、息子は保育園に通い始めた。まだ慣らし保育で、1週間目は1時間半ほどだ。私は10月に仕事復帰するので、この1ヶ月で通常の保育時間に順次延ばしていく予定だ。この2日間はよく泣いた(らしい)。保育士さんが「とんぼのめがねを歌っているときは、静かに聞いてくれましたよ」と言っていたので、きっとそれ以外の時は大泣きしていたにちがいない。でも、まあ、そのうち子供は慣れるだろう。それより心配なのは、私の職場から全然連絡がないことだ。引き継ぎとか、何とかないのだろうか?やっぱり、忘れられてるのだろうか??こちらから連絡するのも、なんだか怖い~~。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2005年8月 | トップページ | 2005年10月 »